スミスのがむしゃらオンガク。「テクノとジャズ」(第六章)
- 就労継続支援B型 トキヲコエテ
- 3月24日
- 読了時間: 2分
中学生時代に水泳部で一緒だった5人でバンドを組む。
5人それぞれがバイトをし、稼いだお金で楽器を買う。
私はドラムで、ドラムセットを買うことになるが、
なかなか買おうとせず、稼いだお金でポケモンカードや
遊戯王カードを買っていた記憶がある。
バンドのリーダーにケツを叩かれドラムセットを購入する。この時から、
私の部屋にはドラムセットがドンッと置いてあり、その部屋で過ごすことになる。
このドラムセットが撤去されたのは割と最近だ。今では、
猫ちゃんたちが生活するネコ部屋になっている。
まぁ、本望である。
この時、バンドの練習スタイルは、
メンバーがそれぞれプロのバンド(例えばASIAN KUNG-FU GENERATIONなど)の曲の中から
練習したい曲を選び、皆で合わせながら、
一か月周期くらいで練習する曲を変えていく、というものだった。
私はもともと「テクノ畑」出身の人間なので、ロックのリズム「8ビート」が
叩きにくくて仕方がなかった。
そんな折、ギターⅡのT君が練習曲として挙げたのが、
Dragon Ashの「Massy Evolution」だった。
Dragon Ash / Massy Evolution
この曲はいわゆる「16ビート」で構成されており、
一見難しそうに聞こえるが、テクノの複雑なリズムに慣れていた私は、
いとも簡単にこのリズムを叩き切る。
この時、バンドメンバーからは「スミスが覚醒した」と言われるが、全然そんな事はなく、
「16ビートを叩けば何となく上手く聞こえるのか」という
ドラムスキルにおけるズル賢さを身に付ける。
このころも音ゲーは変わらずプレイしており、
流行りは「BEATMANIA」から「beatmania IIDX」に移行していった。

そして私は出会う。煌めくジャズ
Osamu Kubataの「Presto」
そして時を同じくして、
「スクエアプッシャー」
ジャズの世界が拓けた瞬間だった。
、、、続く。
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